産業洗浄は施設・設備の機能をよみがえらせます
高圧水発生装置で加圧された高圧水を
ノズルから噴射した時の衝撃力を利用するのが高圧洗浄です。
(1MPa≒10kgf/㎠)
区分 |
水圧範囲 | 主な用途 |
---|---|---|
高圧 |
10~30MPa (100~kgf/c㎡) |
下水道管洗浄・熱交換器洗浄・壁面洗浄等 |
30~100MPa (300~1,000kgf/c㎡) |
硬質スケール剥離・コンクリートはつり等 | |
超高圧 |
100~300MPa (1,000~3,000kgf/c㎡) |
塗装剥離・コンクリート及びパイプ切断等 |
高圧洗浄で最も多く利用される方法です。
複雑な形状をした外面洗浄、床、船舶の側壁、建物の壁、タンクの内外面洗浄など、その用途は多種多様です。
公共施設の上・下水道管や生産工場の給・排水管には、土砂や汚れが付着堆積して流れを阻止します。
高圧洗浄でそれらを効率的に除去できます。
チューブの内外面にはスケールが付着し、熱交換率が低下します。
高圧洗浄は機器を傷つけることなく洗浄して、従来の機能を回復し生産性をアップします。
噴射圧力100MPa以上では、硬質な塗装・ライニングの皮膜を剥離することができます。
コンクリートの建造物(建物・道路等)の補修では、騒音、振動、粉塵が少ないため活用されています。
化学洗浄は、酸・アルカリ・界面活性剤・溶剤などを利用して、汚れ・汚染を除去洗浄する方法です。
洗浄剤を含む液をポンプ等により循環して汚れを除去する方法
洗浄剤スプレーノズルで吹き付けて洗浄する方法
洗浄対象物を洗浄液を満たした槽に浸漬して洗浄する方法
塗布洗浄法・蒸気洗浄法など
■災害事故事例の集計(PDF)